カウントダウンジャパン 30、31日
カウントダウンジャパン、行ってきた!
とりあえず観たアーティストを書きます。
個別の感想は後ほど。
<30日>
・サンボマスター
・Vola&The Oriental Machine
・スネオヘアー
・ハヤシヒロユキ
・Theかまどうま/エレクトリック・カマドウマ
・Mo'some Tonebender
<31日>
・真心ブラザーズ
・少年ナイフ
・BRAHMAN
・PUFFY
・くるり
・RYUKYUDISKO
・忌野清志郎
・髭
・BEAT CRUSADERS
・レミオロメン
いやー、楽しかったー。
経験バトン
つながい☆かすみ さんより、経験バトンなるものをご紹介いただきました。
『 経験バトン 』
(経験した事のあるものには○、ないものには×をつける。
そして、1個だけ質問を増やして5人にバトンを廻す。)
入院・・・×
ないです。
骨折・・・×
ないですね。結構野放図な生活をしていた割に、怪我といえばあごが外れたぐらいでしょうか。
失神・・・×
学生時代に一度。舞台用の大道具の準備でペンキを塗っていて、立ち上がったときに立ちくらみになり、倒れました。床のペンキが顔について、なんか大変なことのように。
補導・・・×
ないっす。
女を殴る・・・×
ぐーはないですね。パーもないですけど。
男を殴る・・・×
ううん、これもない。
就職・・・○
気がついたら転職までしてしまいました。
アルバイト・・・○
今でも印象に残っているのは、渋谷の南米料理店のバイトです。一緒に働いていたボリビア人のエドウィンや、日系ペルー人のアルベルト島袋さんは元気だろうか。
海外旅行・・・○
アルゼンチンはお勧めです。
ピアノ・・・×
いまだにあこがれます。
テレビ出演・・・○
昔、小学校時代に、「ぎみあぶれいく」という番組で、わがクラスが取り扱われました。馬を飼っていたのです。
ラグビー・・・×
無縁です。知り合いにはなぜかラガーマンとアメフト野郎が多い。
北海道・・・○
一昨年行きました。何度行っても最高だなあと思います。
沖縄・・・○
本島、石垣島、宮古島、西表島、竹富島、池間島に行ってます。波照間島に行きたい。
エスカレーターで逆走・・・○
高校時代、藤沢のダイヤモンドビルでやってました。最悪の高校生活ですね。
金髪・・×
そろそろやろうと思っています。
ピアス・・・○
かつて左耳に一箇所だけ。もう完全に埋まっています。
ラブレターをもらう・・・○
もし今もらっても、どきどきするでしょうね。
幽体離脱・・・×
ないです。してみたい。
先生に殴られる・・・○
中学のバスケ部。イベントのたびに、みんなで一緒になぐられてた気がする。最近は殴るのも難しいんでしょうね。飯島先生、元気ですか。
コスプレ・・・×
ない。ちょんまげはしてみたい。
ストリート紙に載る・・・×
ないし、これからもないでしょう。
ナンパ・・・×
ないない。
逆ナンパ・・・×
されたかったです。
交通事故・・・○
ハワイにホームステイしていたとき、ホストブラザーが前の車におかまをほりました。助手席にシートベルトなしで乗っていた私は、フロントガラスに頭でひびを入れました。以後、こんな感じです。
パーマ・・・○
過去、一度だけ・・・
飲んで記憶喪失・・・○
部分部分消える感じならば、数回。その代わり、翌日は鬼のような二日酔です。
家出・・・×
ああ、してないなあ。
万引き・・・×
ないです。
自分で散髪・・・×
やろうと思ったこともないですね。
プロポーズ・・・×
ないですねえ。
食あたり・・・×
どれがそれだかわからないという噂もあり。
宝くじ・・・○
最高300円です。
電車で寝過ごしたこと・・・○
寝過ごしのほか、大学時代などは始発から8時頃まで何往復も寝たりとかもありましたね。目的地から遠ざかったり。
乗馬・・・○
楽しいですね。
裸エプロン・・・×
ないですね。個人的には全くそそりません。少数派でしょうか?
目隠し・・・×
ないですね。
カップ麺の焼きそばをラーメンにして食べた・・・×
焼きそばのソースをつけずにプレーンで食べたことはあります。意外と癖になる。
ソフトボールが顔面に直撃・・・×
ないですね。
お見合いパーティーに行ったことがあるか・・・×
ないです。お見合いもないです。一回行ってみたい。
富士山に登ったことがあるか・・・×
ないですね。憧れです。
パチスロをどぅ思うか・・・△
ないですね。パチンコは一回だけやったのですが、ビギナーズラックにも無縁だったので、はまりませんでした。
LIVEに行ったことがあるか・・・○
最近はフェスティバル系が圧倒的に多いな。
サッカーをスタジアムで見たことがあるか・・・○
あります。ブラジルでもスタジアムで見た私は、サッカーほとんど知りません。
流れ星を一晩に10個以上みたことがあるか・・・・×
ないです。
携帯電話のデータが突然、全消去・・・×
言われてみれば、ないですね。
海外ミステリーを読んだ事があるか・・・○
クリスティとホームズくらいですかねえ。
ネット上のミステリ研究会に興味はあるか・・・×
(インターネット上のミステリ研究会 『mistereader's net』通称ネトミス 。参照!)
すみません、そもそもミステリへの興味もあやしく・・・
ネット上で知り合った人と実際に会ったことがあるか・・・×
ううん、ない。
こんな感じで回答してみました。個人的にバトンをまわすタイプではないので、この辺で。
結構人生やりのこしていることが多いと思いました。
井上靖 額田女王
- 井上 靖
- 額田女王
なぜかアマゾンの検索で画像が出てこないのですが、ちゃんと新潮文庫で売ってます。
天智天皇、天武天皇双方から愛された額田女王の障害を描いた長編小説。
当たり前といえば当たり前だけど、作中一回もカタカナが出てこない。
新鮮だった。
たまに出てくる和歌がうまく気持ちを描いていて、感動すること請け合い。
早川いくを またまたへんないきもの
- 早川 いくを, 寺西 晃
- またまたへんないきもの
前作「へんないきもの」の続編。
- 早川 いくを
- へんないきもの
前よりもへんな生き物が増えた気がする。
奇想天外な生き物がたくさんいて、人間の想像力はまだまだ足りないなあと思い知らされた。
カタツムリの寄生虫は、相当気持ち悪いけど、必見。
あと、筆者の方が最後に環境問題に関する持論を爆発させており、少々とまどったが、そういった情熱がこの本をつくるエネルギーになっているのだろう。たしかに、数々の変わった動物たちを見た後では、地球を大事にする、という論調がいつもよりも説得力を持っているように思った。
NODA MAP 贋作 罪と罰
NODA MAP 贋作 罪と罰 を観た。
良かった。
NODA MAPの芝居を観たのは久しぶりだったが、
円熟味が増していたように感じた。
特に今回は松たか子を囲む男優陣が、
古田新太
段田安則
宇梶剛司
と充実していたからかも知れない。
今まで見たこともなかった衝撃や、おどろきがあったわけではないが、
せりふの一つ一つ、動きの一つ一つが魅せるものだった。
それから、今回特に思ったのだが、コクーンの良いところは、渋谷の雑踏を抜けて行くところにあると思う。
駅をでてから劇場に行くまでに、雑踏を抜けることで日常から離れていける気がする。うるさく、人が多すぎるがゆえに感じることができる感覚だと思う。
バスジャック 三崎亜記
- 三崎 亜記
- バスジャック
あの『となり町戦争』に続く衝撃作!
話題のデビュー作に続く注目の第2作。バスジャックブームの昨今、人々はこの新種の娯楽を求めて高速バスに殺到するが…。表題作他、奇想あり抒情ありの多彩な筆致で描いた全7編を収録。
(アマゾンより)
「となり町戦争」はすばる新人賞受賞の話題作で、個人的には大変面白く詠ませていただいていたので、本作も期待して読んだ。
思っていたよりもトリッキーなストーリーが多く、意見の分かれるところだと思う。正直なところ、「となり町戦争」を読んだときは、吉田修一に近い作者だと思っていたので。
文章やストーリー展開には荒削りなところが多い気はするが、それでも作者の書きたいことが伝わってくるし、劇中の登場人物への思いが感じられるので、しっとりしながら読むことができると思う。
個人的には「動物園」が一番心に残った。表題作のバスジャックは、どちらかというと星新一に近い作品かも知れない。
特に雨が降っている冬の午後にうってつけの本ではないだろうか。
くるり NIKKI
カウントダウンジャパンの31日、カウントダウンはくるり!
- くるり
- NIKKI(初回限定盤DVD付)
最高傑作だと思う。
多く語ると陳腐になってしまうので簡単にいうと、
・一つ一つの音の粒が心地良い。演奏がうまい。
・歌詞がいい。ストレートかつ前向き、そして日本語の使い方が内容をうまく伝えている。
・姿勢が前向きだ。音楽やライブや、生きることの喜びが伝わってくる。
アマゾンの紹介文。
マサチューセッツでFran Flannery(Living Color、Mos Def、G Loveなどを手がける)をプロデューサーに迎えたアメリカレコーディング楽曲群、ロンドンでLiam Watson(White Stripesなどを手がける)をプロデューサーに迎えたイギリスレコーディング楽曲群から構成された待望の6thアルバム。シングル「Birthday」「Superstar」「赤い電車」「Baby I Love You」の4曲を含むの全13曲収録。
くるりの最高なところは、変化し続けていて、なおかつ進化と深化を続けているところだと改めて思う。
格好いい人たちだ。
新リア王 高村薫
- 高村 薫
- 新リア王 上
- 高村 薫
- 新リア王 下
上下巻。
保守王国の崩壊を予見した壮大な政治小説、3年の歳月をかけてここに誕生!
父と子。その間に立ちはだかる壁はかくも高く険しいものなのか――。近代日本の「終わりの始まり」が露見した永田町と、周回遅れで核がらみの地域振興に手を出した青森。政治一家・福澤王国の内部で起こった造反劇は、雪降りしきる最果ての庵で、父から息子へと静かに、しかし決然と語り出される。『晴子情歌』に続く大作長編小説。(アマゾンより)
日経新聞で、「愛ルケ」の前に連載していた小説。「愛ルケ」とは比較にならない重厚かつ文学的な香り漂う力作。
青森と永田町、政治と仏教の世界という一見正反対にあるものを取り上げ、両方を描くことで近代日本を救い上げているように感じる。
高村女史のすごいところは、読んでいるうちに匂いを感じさせるところだと思う。
本作では作中、ずっとお香の香りが漂っているし、最後の回想シーンでの整髪料の匂いは、かいだことはないが実感として今も自分の鼻に残っている気がするほどだ。
決して読み易いストーリーでも文体でもないが、謎の解かれ方、思考の発展の仕方は読み手をひきつけて離さない。エンディングも見事だと思う。
作者のインタビューによれば、これは3部作の2作目であり、3作目は2000年頃の日本が舞台になるという。今から、非常に楽しみである。
toddle I dedicate D chord
- toddle
- I dedicate D chord
田渕ひさ子と安岡秀樹を中心に結成されたバンドによる1stアルバム。女の子ツイン・ヴォーカルをインディ系の瑞々しいギター・サウンドに合わせた、ドライヴ&浮遊感満点のキュートな1枚。
(アマゾンより)
元ナンバーガールギターの田淵ひさ子が好きだ。
買ってみて、ナンバーガールと同じあのギターなのに、違うことに驚いた。
もちろん、曲やボーカルが違うから当たり前なのだけれども、
伝わってくる感情が違う。
バンド名が「よちよち歩き」だし、ボーカルは浮遊感ただよう歌い方。
一方でタイトなリズム隊。その中でギターは、どこか頼りないながらも両足を地面にしっかりつけ、
自分の音を出しているように感じる。
元気なときには癒されるだろうし、元気のないときには励まされる、そんなギター。
最高にロックなバンドだと思います。
あと、ギターのことしか書かなかったけど、ボーカルもドラムもベースも素敵。曲も好き。
町田康 東京飄然
- 町田 康
- 東京飄然
町田康のエッセイ。高田の馬場や鎌倉、大阪を訪れる話。
写真も多く載っており、純粋に楽しめる。
いつも思うのだけれども、彼の文章は、
落語のような絶妙に崩れ、リズムのある文体になっており、
それを読んでいるうちに船に心地よく揺られているような感覚があると思う。
鈍行電車に乗っているうちに単調な振動音にさそわれ、
白昼夢をみてしまうような感覚といったらよいだろうか。
特に今作は「きれぎれ」や「パンク侍」のように内容が過激でない分、
文章の巧みさが際立っていると思う。
あと、カバーは写真にのっているよりも数倍格好いいので、それを見るだけでも、
本屋に行く価値はあると思う。